すぎやまこどもクリニック - 福島県相馬市の小児科医院

子ども達の運動器の健康について
2020年8月15日

新型コロナウイルス感染防止対策下における児童・生徒等の運動器の健康ならびに運動器検診について

日本整形外科学会、日本臨床整形外科学会、日本運動器科学会、日本小児整形外科学会 日本側弯症学会より保護者様へメッセージが届いています。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大のため、学校閉鎖それに伴う定期健康診断の中止や延期の状況となっています。このような状況ですので、より一層児童生徒等の健康に留意する必要があります。

運動器検診関連学会では、児童生徒等(お子さん)の健康、特に運動器の健康に関し以下の提言をまとめましたので、保護者の方々は下記のまとめを参考になさってください。一刻も早くコロナウイルス感染が収束し、お子さんたちが元気に楽しく学校で勉強や運動などができるようになることを切に願っております。

運動器(骨・筋肉・関節など)に異常があるのではないか

例えば、側彎症(背中が曲がっている)やペルテス病(股関節疾患のため歩き方がおかしい)などは、数か月から半年間で病気が進行することがあります。そのためにも保護者の方は、通学している学校で配布され自宅でできる「運動器に関する保健調査票(参考を同封)」を用いて、お子さんの運動器をチェックしてください。

明らかに異常があると思われた方は、学校医または整形外科医へ電話で相談あるいは受診して下さい。明らかではないが何となく異常があると思われた方は、注意深くお子さんの動きに注意して下さい。数週以内で悪くなっていると思われた方は、電話で相談あるいは受診を勧めます。(下記URL 参照)

●日本整形外科学会ホームページ(日本整形外科学会認定スポーツ医)
https://www.joa.or.jp/public/speciality_search/sports.html

●スポーツ庁 運動不足に対する対策(子供の運動あそび応援サイト)
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop03/list/detail/jsa_00012.html

●運動器検査(運動器検診)事後措置への協力病院・医院リスト
https://www.joa.or.jp/public/motion/hospital_list.html

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